Alessandro Nutini展
~C'era una volta~
10.21-12.3
CASA
Alessandro Nutini
アレッサンドロ・ヌティーニ
1958年7月29日 イタリア、フィレンツェ生まれ。1975年から数年、フィレンツェの画家工房に弟子入りしフィレンツェ15世紀絵画の伝統技術を学ぶ。1985年以降 画家として独立。トスカ−ナ地方に根ざすエトルリア文化に深く傾倒し表現の源となる。ニューヨークに短期間滞在。その後カリブ諸国を旅し土着の色彩豊かな絵画に魅了され技術を学ぶ。1992年 フィレンツェ、アカデミア美術学院にて裸体デッサン科目を取得。1995年以来 毎年日本を訪れる機会がありその文化、芸術に深く衝撃を受け自身の創作言語にも強い変化が現れる。現在、グレーべ・イン・キャンティ市、モンテフィオラーレ在住。
展覧会タイトル
~C'era una volta~
チェーラ・ウナ・ヴォルタ
イタリア語で「昔々…」という物語冒頭の決まり文句で、それを耳にした人を一気にその世界へ引き込む不思議な力をもっています。 日本なら「おじいさんがいました」ヨーロッパなら「王様がいました。」と続くことをみんながイメージできる魔法の言葉です。
展覧会案内状に使われた作品は古い絵に手が加えられたものですし、他にも少し古い作品の展示が含まれています。私たちと作家との出会いからも、振り返れば20年以上の月日が経っており、長い時間をかけて培ってきた関係が、時や物理的距離を超えてこのたびCASAという空間で昇華します。
「昔々あるところに…」さて、あなた自身の物語はどんな広がりを見せるのでしょう。思い思いの物語が皆様の心に投影されることがありましたら私たちも幸せです。